東芝のMG03ACAとDT01ACAについて

ST3000DM001が逝った

使用時間は約18000時間であった。壊れ方のモードは「ハード」で、不良セクタとか読み取りエラーというレベルではなく、SMARTの値すら読み込めず。いわゆる「突然の死」というやつである。

ST3000DM001

QEmu/KVMでWindowsを使ってるときはLinux側の画面は基本動かないのだが、この時ばかりは滝のごとくエラーが流れた。それからHDDからの異音。幸いというか、当たり前というか、当該ファイルシステムはbtrfsのRAID1なので大した問題ではないのだけど、壊れたドライブをbtrfs device removeで外した際にbalance処理も走るらしく、これがかなり時間かかった。レスキューモードでのマウントオプションは-o degraded,rescueの2つが必要だった。

代わりのHDDを秋葉原で買った。選んだのは東芝のMG03ACA300。9月に同じく東芝のDT01ACA300を買っていたので比べてみた。


MG03ACA300 & DT01ACA300

DT01ACAはクライアントHDDとされていて、いわゆる「コンシューマ向け」。一方MG03ACAは「エンタープライズ向け」。他のメーカーでもコンシューマとエンタープライズ向けを分けているが、本体のアルミダイキャストの型は同じだったりする。東芝のは双方別物。

DT01ACAはコンシューマ向けでは音がうるさいと言われているようだが(たしかにシーク音は大きめだと思う)、MG03ACAのシーク音はもっとうるさい。静音PCにはとてもじゃないが使えない。まぁ音に関してはこの個体の性格かもしれないが。

仕様上の大きな違いはセクタがDT01ACAは512eだがMG03ACAは512nであるところだろうか。

HDD

製造がDT01ACA(左)は中国だがMG03ACA(右)はフィリピン。同じ東芝でもラベルから設計から何まで異なる。ラベルに使う書体くらい共通化してもよかろうに(そりゃなんの意味があるんだ?)。まぁ、DT01ACAは元HGSTの工場なのでそうなってしまうのだろうが。

MG03ACAの方が後に買ったのに、製造年月日は2015年2月26日。先に買ったDT01ACAの方が新しい。MG03ACAの方が長く在庫していた商品で、処分か何かで秋葉原に流れてきたのかもしれない。最近秋葉原で買えるMG03ACA300の価格、7500円前後は物を考えると安すぎるような気がする(最下に追記有)。


HDD
(DT01ACAはマウンタが付いたまま撮影)

細かい違いだが、SMARTのSpinUpTimeがDT01ACAの値よりMG03ACAの方が大きく、2~3倍の差がある。起動時のスピンアップ音からしても、MG03ACAの方がゆっくり目に7200rpmを目指している感じがする。これは大量のHDDを搭載したNASのようなものを意識しての工夫かもしれない。たしかWD Redもそんなふうになってるとかなんとか、どこかがレビューしてましたね。

(HDDはスピンアップ時に一番電力を食うので、HDDを大量に搭載していると起動時に電力消費上のスパイクが発生してしまう。ゆるやかに加速する以外にランダムで遅延させたりするHDDもあるそうだ。)


lsblkしてみて気付いたのだが、SSDのうち1台も東芝(CFDだがSMART情報ではTOSHIBA)なのであった(もう一台はIntel)。気付いたらストレージのうち半分以上が東芝に占められていた。
HDD2台は東芝で、もう1台がまたしてもSeagateのST2000DL003(使用時間約20000時間)、こいつがいつ壊れるかわからない。うーむ、壊れる前に交換してもいいのだが…。


この台湾のサイトでは、どうやらバイヤーが中国から200個仕入れたようなことが書いてあるっぽい。そして写真にあるドライブの製造年月日は手元の物と1日違い。秋葉原で出回っているものも、同じように中国の在庫ではないかと思う。中国の過剰在庫問題がHDDに及んだ例なのかもしれない。秋葉原で買えなくなる前にもう一台買っておこうかな…。


2017/01/14に秋葉原に出かけたがもう在庫は無かった。残念無念。


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